7/31/03 FUJI ROCK FESTIVAL'03 @ 苗場スキー場

フジロック'03(1日目)へ行って来た。フジロックは今年で2度目。去年は仕事で行けず。今年も仕事的には微妙だったのだが、何とかゴリ押しで行って来た。2年前に味わったあの空気をすいたかったのだ。あの時はFEEDER、くるり、MANICS、OASISを観れただけで満足だったわけで。

今年の好みを言うと、もう断然二日目だった。だって、PRIMAL SCREAM、COLDPLAY、ASIAN DUB FOUNDATION、IGGY POP、ギターウルフ、マッド・カプセル・マーケッツ、そして何を間違ったかANTHRAXまで反則だよそれって。
しかし、皮肉なもので今年は初のサマソニも断念するほど8/17(日)まで土日出勤体制なので、仕方なしといったらなんだけど一日目(金曜日)に参戦してきた。でも、UNDERWORLD目的よ〜当然☆
直前でキャンセル等があり、ZWANを観れなくなったのが残念だったが、それでもミッシェル・ガン・エレファントやDANKO JONESの参加も決まり、それなりに楽しみにしてた。

まず駐車券が取れなかったのが誤算。BBSにも書き込んだとおり越後湯沢駅付近の駐車場に車を停め、無料シャトルバスが駅から出てたのだが何とバス待ちに1時間。駅には9時には着いてたのだが、苗場の会場に着いたのが既に11時を回ってた。既にチバのダミ声が遠巻きに聞こえてくる。天候はあいにくの霧雨。
会場入りまで、列を並んでいると、がなる〜われる〜だれる〜♪の「G.W.D」や「ダニー・ゴー」まで最近ライブではやっていない(筈)の大好きな頃の曲が続々聞こえてくる。観たいぞ〜っと思っていると終わった模様。ガックシ。ようやく入場したところで雨は益々強くなってくるし、山だから寒い。ただでさえこの時期でも涼しいのに雨となると合羽に傘をさしてても寒い寒い。
もうこの時点で、グリーンステージ後方に陣を構え、動く気がなくなっていた。

2番手のDANKO JONESは良くも悪くもR&Rだなって感じで、B!風に言うと70点でした。もう少しキャッチーさが欲しいという感じかな。でもこういうのならHELLACOPTERSの方がよっぽどいいぞ〜というか、格が違いすぎるんだな。フジロックってたまにこういうキャスティングをするのが謎。

3番手はSUGAR RAY。ヒット曲というかMTVなんかでよくかかる曲はもちろん知ってたし、ミクスチャー系のポップロックということで結構舐めてたのだが、彼らホント、ステージ慣れをしているというか観客を乗せるのが上手いんだな。
いつのまにか、おいらも立ち上がって観ていました。2曲目はWILDEARTS系のポップ・パンクだった。なんていう曲か分からないのが癪なのだが。もう途中から訳分からなかったんだけど、曲のキャッチーさやヴォーカルの人(名前も分からず・・・)はスティーブン・タイラーにも負けず劣らずのパフォーマーぶりを発揮してたので、客は盛上がる盛上がる。途中でRAMONESの「BLITZKRIEG BOP」のカヴァーも良かった。これぞ、フェスってことで彼らのファンになってしまいました。2年前にFEEDERと出会った様にね。

4番手は、レッドマーキー(クアトロの2倍くらいの大きさのテントです。)でのD4とLIBERTINESが重なってしまったのだが、とりあえずレッドマーキーまで足を運んで、D4を観戦。昨今のガレージR&Rブームってやつに最近うんざり気味なので、というより、似たようなバンドばっかしなのであんまり面白くなくなってきている。
暴走R&Rは大好きなのだけどなんかな〜って思ったりしてまして。
D4はアルバムも聴いてないし、曲は非常に良かったのですが前方でモヒカン・パンクスのモッシュピットやら、クラウド・サーファーが出てきてうんざりしてしまいまして早くも退散しました。依然として雨足が強くなる一方でもあり、もうこの時点で集中力も無くなり、寒さに勝てなくなってきてたのでした・・・

で、UNDERWORLDの前にMACY GRAYもあり、彼らの出番は21:00なのでもう観れないと判断し、最後に今日2番目に期待してたTHE MUSICを観て帰ることにしました。
THE MUSIC。もう去年彗星のごとく出てきたSTONE ROSES等のマンチェスター系の流れを汲むロックとダンスビートの融合を生音でやってるのバンドですが、もう最高でしたね。初めはグリーンステージなんて早いんじゃないの?って思ったりしましたが、すっかり逞しくなって帰ってきました。アルバムもまだ1枚しか出てないし、当然ほぼ全曲やってたのですが、文句なしです。
途中やった新曲も良かったし次のアルバムが楽しみだ、ホントに。
ただ一番最後にやったインストは余計だったけど・・・

ということで、ライブレポとも言えないお粗末なものになってしまいましたが、また今年も一つ楽しみが終わりました。もう、ラインナップなんかほぼ関係なしに楽しめるようになりましたね。自然と音楽のふれあいですか。最高ですよ、マジで。新しいものも吸収できるしね。ただ、着るもの等は万全にしましょう。